父が永眠

2年に渡る闘病の末、今朝父が永眠しました。
出張の帰りや週末に何度となく病室を訪れていたのですが、昨年末から容態が変化しました。
少しでも長生きしてほしいという気持ちと、病気からくる痛みや苦しみから父を解放してあげたいという入り混じった複雑な心境でした。
最後に立ち会った母の話では、最後は苦しむことなく安らかに息を引き取ったそうです。
まだ、遺体に立ち会っていないのであまり実感がわきませんが、もうこちらが握った手を握り返すことはないのだと思うのと、なんだか涙が出てきました。
この間の日曜日に病院を後にするとき、父さんになんて言って別れたっけ・・・
「父さんはひとりじゃないで。僕らがいつも傍に付いているから何も怖いことないからね」といいました。父さんは何も言わず小さく頷いていました。
明日帰省するのですが、「いつも自慢の父さんだった。そしてこれからもずっと。これまで育ててくれて、支えてくれてありがとう。そしてお疲れさま。」といってあげたいです。