「あるある大辞典」の捏造

snoda97821422007-01-23

僕の大嫌いなテレビ番組「発掘あるある大辞典」が捏造放送のため打ち切りになるらしいです(日刊スポーツ記事)。
S社などが得意とするマイナスイオン関連の以前の放送があまりにずさんだったので、この番組が嫌いになりずっと見てませんでした。あっかんべ〜

ちなみにマイナスイオンについては、東京大学の安井教授が多数の論文、記事を書いています。書いてます

Web上には50枚にもわたるスライドが公開されています。
興味あるかたはぜひのぞいてください。
スライドの44ページ目にあるように「あるある大辞典」ではマイナスイオンについて実に2度も取り上げられているのですね。
あと「また「あるある大事典」にダマされた。」という本があるそうです。
最高〜!詳しくはこちらをご覧ください。

今回のことは、日常生活における「感覚的な領域」(もしくは科学的に検証が困難なことがら)と「科学が扱う領域」との間の領域領域に関して、テレビ局側が視聴者に迎合するような番組制作をしたことに問題があると思います。
テレビ放送に影響されて商品を買いに走る視聴者、視聴率に翻弄されるテレビ局、テレビ番組・CMの宣伝イメージ主体で製品の売上げを伸ばそうとする食品業界や家電メーカー。
それぞれは必然的に結びつきあっていて、この悪の連鎖はこういう問題が起きても簡単には解消しないでしょうね。考え中