やさしい英語の本 ”Kitchen Table Talk”

snoda97821422006-10-04

先日、Kay Hetherly著の"Kitchen Table Talk"という本を買いました。
NHKのラジオ英会話に書いたエッセイをまとめたものですが、やさしい英語でなかなか読み応えのある内容が書かれていてとても面白いです。アメリカの文化や人についてマスコミを通じた情報しか入ってきませんが、こういった一アメリカ人としての率直な意見が書かれていてとても参考になります。特にアメリカ人を偏見で見ているわけではないですが、「(彼らも)結構まともなんだ」と感心しました。
この本の一節で「Church Wedding in Japan(日本における教会挙式)」というテーマでは、無宗教の日本人が教会で挙式する不思議について述べてあります。しかし、実はアメリカにも無宗教の人たちが少なからずいて、彼らもキリスト教の教会で結婚の儀式をすることがめずらしくないそうです。すこし不思議なことがあるとその国の独特のものと考えがちですが、実は文化を超えた共通点だったりするんですね♪
ただ、アメリカ人のカップルは結婚の誓いの言葉を自分たちでアレンジする人が多い知って驚きました。いわゆる「汝、この者を嫁ぎ、たとえ刀折れ矢尽きようとも愛し続け、決して背かぬことを誓うか?」というLove, honor, obeyのフレーズのうちobeyという服従するという古いイメージが気に入らないようです。日本のカップルでも結婚の誓いの文言を変える人はいるのでしょうか??