snoda97821422010-04-17

フランスでの打ち合わせが無事終了した15日午後、突然アイスランドで火山が噴火した影響で帰りの飛行機が欠航するというニュースが流れました。
僕のフライトは16日夕方だったので、その時点では欠航になるかわからなかったのですが、噴火の影響はかなり大きい様子だったので、代替案としてフェリーによるイギリス帰還を決定しました(結局、来週19日午前まで全便欠航と発表された)。

簡単に下の地図上で位置関係を説明しますと、出張先はフランスレンヌ(Rennes)で地点Aに対応し、自宅(ケンブリッジ)は地点Dです。通常は地点Eの空港(Stansted)と地点Bの近郊の空港(Dinard)を結ぶ航空機があります。所要時間は約1時間。

今回、すべての飛行機が飛べなくなったので、地点Bのサン・マロ(St Malo)からイギリスのポーツマス(Portsmouth、地点C)までのフェリーに乗って、イギリスに入国しました。その所要時間は何と9時間半!!ポーツマス(地点C)からケンブリッジ(地点D)までの鉄道移動を含めると、約13時間の長旅となりました。決断が早かったお陰で、金曜日の夜11時には自宅に到着できてよかったです。

フェリーの客室はシャワー、トイレとベッドがついていて、なかなか快適でした。天気も晴天に恵まれ、抜けるような青空でした。噴火によって撒き散らされた火山灰が広がっているらしい北の空も澄んでいました(灰が肉眼で見えるわけはありませんが・・・)。

最後の写真は、フェリーに乗ってすぐに撮影したサン・マロの旧市街の写真、遠くから撮影したフェリー(中央)の写真です。