クリスマス

snoda97821422009-12-25

昨年のクリスマスに引き続き、今年もKing's Chapelのクリスマスサービスに参加しました。教会に通うイギリス人の数が年々減ってきているとはいえ、クリスマスがこの時期の一大イベントであることは変わりありません。また、25日のクリスマスサービスは数百年以上続けられている生きた伝統ですから、実際の目で見て体験したいと思いました。
クリスマスサービスは最近の厳しい寒さがやや緩む中、晴天にも恵まれ午前11時に開始されました。クリスマスサービスの式次第によると、ミサ曲は昨年と同じMorzartのMissa Brevisのようです。聖歌隊管弦楽、そしてパイプオルガンによる演奏が始まると、これまで無機質な歴史的なゴチック式建造が息を吹き返したように感じました。そして、ステンドグラスを介して差し込む光が教会内部の彫刻を色とりどりに染めました。

キリスト教についてあまり知識がありませんが、聖歌隊の美しい歌声とイギリスの持つ古き良き伝統に触れることができ、とても感動しました。この先もこの経験はずっと忘れないことでしょう。