snoda97821422009-11-08

今週末はプラハに夫婦で旅行に行ってきました。プラハまではケンブリッジ近くの空港(ロンドン・スタンステッド空港)からわずか1時間40分で行くことができます。日中でのマフラーと手袋がないと耐えられないくらいの冷え込みでしたが、旧市庁舎前広場(右写真)の露店でホットワインとホットドッグを頂いたら元気が出てきました。
プラハは中世から二度の世界大戦に渡って近隣諸国の支配を受けた歴史がありますが、16世紀から17世紀にかけてボヘミアハプスブルク家の所領であり、神聖ローマ皇帝のルドルフ二世がプラハに住んでいた事から現在でも華やかな町並みが残っています。

代表的なゴチック建造物として、下の聖ヴィート大聖堂があります。高い天井と荘厳な内装はケンブリッジのキングスカレッジ礼拝堂にそっくりです。

ただ、聖ヴィート大聖堂のステンドグラスはかなり巧妙で、華やかでさえあります。下のムハによって描かれたガラス絵には多彩な色合いと曲線が使われています。

また、聖ヴィート大聖堂から徒歩10分の場所にある聖ミクラーシュ教会もなかなか見ごたえがありました。ここはプラハバロックの頂点に立つ教会と言われ、18世紀に建てられました。豪華絢爛の一言です。教会と言っても時代によって大きな変化があり、その裏にどのような動機や文化的背景があるのか興味がわきました。ちなみにこの聖ミクラーシュ教会には1787年モーツァルトが演奏したと言われるパイプオルガンがあります。