snoda97821422009-10-12

先週に引き続きウィーンについて書きます。今回の出張ではいろいろやるべき事があったので、当初は観光は考えていませんでした。でも4日の昼食を一緒に食べた大学時代の同期のS君が「僕は以前ウィーンに来たことがあって大方観光したんで、今回は毎晩オペラを堪能することにしたんだ」と言っていたのに刺激され、その夜にインターネットで火曜日夜のチケットを探すことにしました。
ガイドブックに載っていたWebサイトにアクセスすると、ウィーン・オペラ座のページ(予想通りドイツ語)が見つかりました。それから2,3分探していると同ページの英語版を発見。さらに火曜日夜8時からの公演に11ユーロ(日本円で1500円)の空席3枚を見つけ、早速カード決済を始めたのですが・・・。
ここで、非英語圏ならではの問題がひとつ発生しました。申し込み者の住所欄の最後に国名を選択する箇所がありまして、「イギリス」を選択したいのですが、すべてドイツ語で書かれていてどれが「イギリス」なのかさっぱり見当がつかないのです。
イギリスは、英語ではUnited Kingdomとか、Englandとか言われるのですが、Uで始まるものはウクライナ(Ukraine)とかウルグアイ(Uruguay)などがあっても、イギリスらしいものがありません。EでもAでも見てみたのですが、どうも違うようです。ここで負けてはいけないと、ドイツ語の翻訳サイトで調べること20分。やっと見つけました。正解は「Großbritannien」。英語に直訳するとGreat Britain。これは分かりませんわ(;_;)

でも、苦労した甲斐がありました。チケットはなんとBOXシート(下写真)だったのです。オペラの荘厳な雰囲気を存分に堪能しました。世界は本当に広く、まだ見ぬものがたくさんあると改めて感じました。

最後に、学会会場のVienna International Centreの写真を載せておきます。