エジンバラ ミリタリー・タトゥー

snoda97821422009-09-01

8月29日〜31日は連休を利用してスコットランドエジンバラに行ってきました。今回の旅行の主目的は、エジンバラ ミリタリータトゥーに参加すること。ミリタリータトゥーとは英国軍を中心とする楽団によるバグパイプやドラム演奏のことで、スコットランド伝統の行事として知られています。1950年に始まり、これまで延べ1200万人の人が鑑賞しているそうです。

8月29日午後10:30。ショーはスコットランドの民族衣装(キルト)に身にまとった楽団によるバグパイプとドラムの演奏で始まりました。バグパイプの音色は力強く夜空に響き、民族衣装と見事に調和した華麗なそして荘厳な雰囲気を作り上げました。次はトンガ、中国 西安市、スイスの伝統的な演奏が行われ躍動的なハイランドダンスに続き、ショーのボルテージは最高潮に達しました。
そして最後は再びバグパイプとドラム演奏へ。スコットランドの国歌、そしてAuld Lang Syneを観客と一緒に合唱しました。実はAuld lang syneは有名なスコットランド民謡で日本では「蛍の光」として知られています。仲間内で宴会をした際に最後に再会を誓って歌われる曲のようです。ショーの終わりは既に深夜0時を過ぎており、夏の終わりの夜空に響き渡るAuld Lang Syneの合唱はまるで日本の大晦日のような錯覚を持ってしまいました。

友人の勧めでミリタリータトゥーに参加したのですが、スコットランドの古きよき伝統に触れることができてとても良かったです。バグパイプの荘厳で力強く時には物悲しい音色は、一生忘れないでしょう。