中国の環境問題

snoda97821422006-01-14

中国でまたカドミウム汚染があったと報じられました。
中国の華僑向け通信社、中国新聞社電によると、湖南省環境保護当局は7日、同省を流れる湘江でカドミウム汚染が発生したと発表しました。一部の検査地点では一時、国家基準の25倍を超える濃度のカドミウムが検出されたようです。(http://www.sankei.co.jp/news/060108/kok001.htmより抜粋)
カドミウムといえば富山県で発生したイタイイタイ病が有名ですが、調べてみると1912年富山県婦中町イタイイタイ病が発生したとされており、原因がカドミウムと厚生省が認めたのは約60年後の1970年に入ってからです。
中国の環境事情は日本より何十年も遅れているのでしょう。
写真は「アジアの安全な食べ物:中国の7色に輝く河川と食品」というサイト(http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html)から拝借しました。河川が薬品で七色に変色しています。産業の急激な発展に対して中国における環境問題は深刻さを増しているようです。