下流社会1

snoda97821422006-01-10

昨年のベストセラー三浦展著「下流社会」を出張の移動途中に読んでいます。
高度成長期を経て形成された中流階級が「中の上」と「中の下」に徐々に分離しはじめているという話です。1973年時点で中流と意識する人の割合が61%であったのに対して、2004年では53%まで低下し、下流と意識する人が27→34%に増加していてこれから下流層が更に増えていくようです。
消費動向調査の分析結果から議論が進行するためすこし数字が邪魔ですが、なかなか興味深い本です。半分くらいは読んだので一気に読んでしまいたいです。
かくいう僕は自分のことは「中流」だと思っています。そして「上流」になれるよう自己研鑽をしているのかもしれませんね。