snoda97821422010-11-27

26日金曜日は会社の同僚の人と食事会(フランス料理 La Trampette)があったので、ロンドンに出かけました。夜が遅くなりそうでせっかくの機会なのでロンドン市内に宿泊することに。
これまで何度かロンドンに出かけたのですが、実は大英博物館に行ってない事に最近気付き、今回の機会を利用して出かけることにしました。
入場料は無料ですが、4ポンドほど寄付して入館しました。
ロゼッタ石やアウグストゥスの石像などの有名な展示の中に、世界の硬貨・貨幣の変遷に興味を惹かれました。
ヨーロッパから中国に至るまで10世紀前までにどのように硬貨や紙幣が進化したのかが、系統樹で示されています。

次の展示も紙幣に関わるものです。アフリカのジンバブエにおいて、政府が新聞に55%という高い関税をかけたことに対して、市民が反対しインフレによって紙切れ同然となった高額紙幣を張り合わせてポスターを作りました。題して、「新聞を作るより、紙幣でできたこのポスターを作るほうがよっぽど安い」。痛烈なメッセージが込められています。

最後に、少し驚いたのがこちらの杯。当時高級とされた杯に描かれているのは全裸の男性二人です。紀元数世紀のこの時代にも同性愛が存在し、認知されていたことを示しています。