漢検にて模範解答が試験開始前に配られる1

snoda97821422008-02-04

2月3日(日)I市内にて漢字検定2級を受験しました。試験開始15分前に会場に入室。試験監督は落ち着きを払っていた。
10分前になり問題用紙を配布。しかし、問題用紙に受験者の名前が印字されていることを知らず、間違った配り方をする。
「時間は60分しっかり取りますから、ご安心ください」と言われた。
次に、試験監督は受験生には厳禁としている「携帯電話」を覗き込み必死に何かを読もうとしている。
しばらくの沈黙。いきなり試験監督が何かを配りだした。今回が始めての受験だったので記入例かな?とも思い、裏を向けて伏せておいた。
すると受験者の間でざわざわが起きる。。。「これ解答じゃないですか。まずいですよね」。
そう、問題用紙を配る前に(本来試験終了後に配布するはずの)模範解答が配られたのである。
この一試験監督のテロ攻撃ともいえる大失態よって、私の試験は一方的に無効とされたのでした。関連の新聞記事は→こちら
その後、日本漢字能力検定協会から電話がありました。協会とのやり取りは明日以降に書きます。

最後に漢字検定についてインターネットで調べてわかったことをまとめておきます。

  • 今回の漢検の試験監督の方はいかにも学校の先生という風貌でしたが、実際のところはわかりません。ただ、試験監督のアルバイトについて、書かれているブログを発見しました。ブログは→こちら

「試験監督はインターネットで募集されているようで、応募の電話で、大学名と名前、電話番号を聞かれただけで即採用。あとは当日来てください、と言われた」とのこと。今回の試験監督の方を見ているとその実情がよくわかります。

  • 漢字検定の失態は今回だけではないようです。約一年前の2007年2月に行われた漢検で、福島県喜多方市の喜多方東高で指定された日付より1日繰り上げて試験を行ったため、受検した生徒60人以上が失格となったそうです。ニュース記事は→こちら

前回の失敗があってもいい加減な体質は変わっていないようです。某クイズ番組で標準問題として取り上げられ、任天堂DSでもかなり儲けておられるはずですが、体質の改善には役立っていないことは間違いありません。検定を行っているのは、文部省の公益法人日本漢字能力検定協会なのですから。

  • 今回の漢検の失態について、2チャンネルで書かれている方が居られます。記事は→こちら

東京出身の中学生の書き込みとなっていますので、もしかしてI市以外でもこのような失態があったかもしれません。