「頭突き」とフランス移民問題が関係している?

昨日の日経新聞の国際面に「頭突きにフランス移民問題の影」と掲載されていました。
フランスには多くの移民がおり、代表選手も黒人、白人、北アフリカの混成チームとなっています。その中で、ジダンアルジェリア移民の両親のもとでフランスの貧困地区で生まれ育った北アフリカ系移民で、フランス移民社会、そしてイスラム社会の英雄と見られているようです。
そんなジダンが引き起こした事件だけに、世界最大のイスラム教徒を抱えるインドネシアではこの事件を「イスラム教徒を侮辱する発言が頭突きの原因」という憶測で報道したようです。
現時点では、家族への侮辱という点では両者が認めているのですが、今後仮に宗教や人種に関する侮辱が発覚すれば、「第二のムマンマド風刺画事件」になるのではと記事は締めくくっています。
同じ試合、事件も見る人によっては大きく感じ方が違うようです。文化的、宗教的な背景は根深いですね。。。